【第9回テキスト】ブルゴーニュ地方ー2

コート・ド・ボーヌ地区

白ワインのグラン・クリュが多く存在する

 

【コート・ド・ボーヌ地区の広域(レジョル)AOC】

広域AOC 生産色
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ 赤・白・ロゼ

 

【コート・ド・ボーヌ地区の村名(コミュナル)AOC】

村名AOC 生産色
ペルナン・ベルジュレス(Pernand-Vergelesses) 赤・白
アロース・コルトン(Aloxe-Corton) 赤・白
ラドワ(Ladoix) 赤・白
サヴィニィ・レ・ボーヌ(Savigny-les-Beaune) 赤・白
ボーヌ(Beaune) 赤・白
ポマール(Pommard)
ヴォルネイ(Volnay)
モンテリ(Monthelie) 赤・白
サン・ロマン(Saint-Romain) 赤・白
オーセイ・デュレス(Auxey-Duresses) 赤・白
ムルソー(Meursault) 赤・白
ブラニィ(Blagny)
サン・トーバン(Saint-Aubin) 赤・白
ピュリニィ・モンラッシェ(Puligny-Montrachet) 赤・白
シャサーニュ・モンラッシェ(Chassagne-Montrachet) 赤・白
サントネイ(Santenay) 赤・白
マランジュ(Maranges) 赤・白
コート・ド・ボーヌ(Cote de Beaune) 赤・白
コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ

ボーヌがコート・ドールで面積最大

※ ボーヌ地方で最新のAOCはマランジュ

 

▶ ペルナン・ベルジュレス村

プルミエ・クリュが存在し、グラン・クリュ(一部)も存在する。

一級畑 生産色
バス・ヴェルジュレス(Basses Vergelesses) 赤・白
レ・フィショ(Les Fichots)
アン・カラドゥ(En Caradeux)
イル・デ・ヴェルジュレス(Ile des Vergelesses)
特級畑(3) 生産色
コルトン(Corton)
コルトン・シャルルマーニュ(Corton-Charlemagne)
シャルルマーニュ(Charlemagne)

コルトンはコート・ド・ボーヌ地区で唯一の赤のグラン・クリュ

※ これらのグラン・クリュは3つの村にまたがって存在するが、すべてが均 等に赤・白の生産を認められているわけではない

村名 コルトン コルトン・シャルルマーニュ
ペルナン・ベルジュレス
アロース・コルトン 赤・白
ラドワ・セリニィ 赤・白

 

▶ アロース・コルトン村

プルミエ・クリュが存在し、グラン・クリュ(一部)も存在する。

一級畑 生産色
レ・ヴォロジエール(Les Valozieres) 赤・白
レ・シャイヨ(Les Chaillots)
レ・フルニエール(Les Fournieres)
レ・ポーラン(Les Paulands)
特級畑(3) 生産色
コルトン(Corton) 赤・白
コルトン・シャルルマーニュ(Corton-Charlemagne)
シャルルマーニュ(Charlemagne)

 

▶ ラドワ・セリニィ村

プルミエ・クリュが存在し、グラン・クリュ(一部)も存在する。

一級畑 生産色
ラ・ミコード(La Micaude) 赤・白
ラ・コルヴェ(La Corvee)
オート・ムーロット(Hautes Mourottes)
バス・ムーロット(Basses Mourottes)
特級畑(2) 生産色
コルトン(Corton) 赤・白
コルトン・シャルルマーニュ(Corton-Charlemagne)

※ 村名AOCは「ラドワ」

 

▶ サヴィニィ・レ・ボーヌ村

プルミエ・クリュは存在するが、グラン・クリュはない。

一級畑 生産色
オー・グランヴァン(Aux Gravains) 赤・白
レ・オー・マルコネ(Les Haut Marconnets)
オー・ゲット(Aux Guettes)

 

▶ ショレイ・レ・ボーヌ村

コミュナル(村名)AOCのみで、プルミエ・クリュもグラン・クリュもない。

 

▶ ポマール村

プルミエ・クリュは存在するが、グラン・クリュはない。

一級畑 生産色
レ・グラン・セプノ(Les Grands Epenots)
レ・リュジアン・バ(Les Rugiens-Bas)

 

▶ ヴォルネイ村

プルミエ・クリュは存在するが、グラン・クリュはない。

一級畑 生産色
レ・カイユレ(Les Caillerets)
シャンパン(Champans)

 

▶ モンテリ村

プルミエ・クリュは存在するが、グラン・クリュはない。

 

▶ オーセイ・デュレス村

プルミエ・クリュは存在するが、グラン・クリュはない。

一級畑 生産色
レ・デュレス(Les Duresses)
ルーニュ(Reugne)

 

▶ サン・ロマン村

コミュナル(村名)AOCのみで、プルミエ・クリュもグラン・クリュもない。

 

▶ ムルソー村

プルミエ・クリュは存在するが、グラン・クリュはない。

一級畑 生産色
ペリエール(Perrieres) 赤・白
シャルム(Charmes) 赤・白
ジュヌヴィリエール(Gevevrieres) 赤・白

 

▶ ブラニィ村

プルミエ・クリュは存在するが、グラン・クリュはない。ブラニィはムルソーとピュリニィ・モンラッシェにまたがってAOCが存在する。

 

▶ サン・トーバン村

プルミエ・クリュは存在するが、グラン・クリュはない。

 

▶ ピュリニィ・モンラッシェ村

プルミエ・クリュ、グラン・クリュ共に存在し、名高い白ワインを生産する名醸地。グラン・クリュは隣接するシャサーニュ・モンラッシェ村にも属する。

一級畑 生産色
レ・コンベット(Les Combettes) 赤・白
特級畑(4) 生産色
※ モンラッシェ(Montrachet)
※ バタール・モンラッシェ(Batard-Montrachet)
シュヴァリエ・モンラッシェ(Chevalier-Montrachet)
ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ(Bienvenues)

 

▶ シャサーニュ・モンラッシェ村

一級畑 生産色
カイユレ(Cailleret) 赤・白
レ・シャンガン(Les Champs Gains)
特級畑(3) 生産色
※ モンラッシェ(Montrachet)
※ バタール・モンラッシェ(Batard-Montrachet)
クリオ・バタール・モンラッシェ(Criots-Batard-Montrachet)

※ モンラッシェとバタール・モンラッシェは隣接するシャサーニュ・モンラ ッシェ村と共有する

 

▶ サントネイ村

プルミエ・クリュは存在するが、グラン・クリュはない。

 

▶ マランジュ村

プルミエ・クリュは存在するが、グラン・クリュはない。

 

 

【コート・ド・ボーヌ地区のまとめ】

▶ AOCについて

・生産可能色が赤のみのAOCはポマール、ヴォルネイ、ブラニィ、コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ

・コート・ド・ボーヌにおいてはマランジュが一番新しいAOC

 

▶ グラン・クリュについて

・生産可能色が赤のみのグラン・クリュはペルナン・ベルジュレスコルトン

 

【コート・ドール地区のまとめ】

▶ プルミエ・クリュがないAOC

マルサネ、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ、ショレイ・レ・ボーヌ、

サン・ロマン、コート・ド・ボーヌ、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ

 

▶ プルミエ・クリュとグラン・クリュで生産色が違うAOC

モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニィ、ヴージョ、ペルナン・ベルジュレス、アロース・コルトン、ラドワ、ピュリニィ・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェ

 

コート・シャロネーズ地区

コート・ド・ボーヌ地区の南に続く地域。プルミエ・クリュはあるが、グラン・クリュは存在しない。

 

【コート・シャロネーズ地区の広域(レジョル)AOC】

村名AOC 生産色
コート・シャロネーズ(Cote-Chalonnaise) 赤・白・ロゼ
コート・デュ・クショワ(Cotes du Coushois)

【コート・シャロネーズ地区の村名(コミュナル)AOC】

村名AOC 生産色 備考
ブーズロン(Bouzeron) アリゴテ種で造られる
リュリー(Rully) 赤・白 プルミエ・クリュあり
メルキュレ(Mercurey) 赤・白 プルミエ・クリュあり、面積最大
ジヴリ(Givry) 赤・白 プルミエ・クリュあり
モンタニィ(Montagny) シャルドネ種で造られる

 

 

マコネ地区

コート・シャロネーズ地区の南に続く。造られるワインの85%がシャルドネから造られる白ワイン。

【マコネ地区の広域(レジョル)AOC】

村名AOC 生産色
マコン(Macon) 赤・白・ロゼ

 

【マコネ地区の村名(コミュナル)AOC】

村名AOC 生産色
マコン + コミューン名 赤・白・ロゼ
マコンヴィラージュ(Macon-Villages)
ヴィレ・クレッセ
プイイ・フュイッセ
プイイ・ロッシェ
プイイ・ヴァンゼル
サン・ヴェラン

※ この中ではマコン・ヴィラージュが面積最大

※ 白ワインはすべてがシャルドネから造られる

 

 

ボージョレ地区

マコネ地区の南に位置し、ブルゴーニュ地方最南端で栽培面積が最大の地区。ボージョレ・ヌーヴォーが日本では有名で、11月第3木曜に解禁となる。

ヌーヴォーは生産量全体の約1/3にあたり、日本が最大の輸出先。

 

【ボージョレ地区の広域(レジョル)AOC】

村名AOC 生産色
ボージョレ(Beaujolais) 赤・白・ロゼ
ボージョレ・シュペリュール(Beaujolais Superieur)

 

【ボージョレ地区の村名(コミュナル)AOC】

北部にある10のAOCはクリュ・デュ・ヴォージョレと呼ばれる。花崗岩土壌。

村名AOC 生産色
サン・タムール(Saint-Amour)
ジュリエナス(Julienas)
シェナス(Chenas)
ムーラン・ナ・ヴァン(Moulin-a-vent)
フルーリー(Fleurie)
シルーブル(Chiroubles)
モルゴン(Morgon)
レニエ(Regnie)
プルイイ(Brouilly)
コート・ド・ブルイイ(Cote de Brouilly)

シェナスが面積最小、ブルイイが面積最大

 

【モノ・ポール(単独所有畑)】

基本的には、1つの畑にはいくつかの生産者が共有している。

しかし1つの生産者が1つの畑を所有する場合があり、これをモノ・ポール(単独所有畑)と呼ぶ

畑銘 所有者
シャブリ村
クロ・デ・ゾスピス ドメーヌ・クリスチャン・モロー
ジュブレ・シャンベルタン村
クロ・ド・タール モメッサン
クロ・デ・リュショット ドメーヌ・アルマン・ルソー
ヴォーヌ・ロマネ村
クロ・デ・レア ミッシェル・グロ
ラ・ロマネ ドメーヌ・デュ・シャトー・ド・ヴォーヌ・ロマネ
ロマネ・コンティ ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ
ラ・ターシュ ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ
ラ・グラン・リュ フランソワ・ラマルシェ
ムルソー村
コント・ラフォン クロ・ド・ラ・バール